ドクン
突然、コ−ドのの中で、フラッシュバックが起きた。
・・・・・宿敵「フォルテ」と戦う自分。
・・・・・親友「ゼロ」と共に闘っている自分。
・・・・・恋人「アイリス」を抱き締めて絶叫する自分。
・・・・・兄「エックス」を助けるため、命をかけて戦う自分。
そして・・・「ヒカル」
今・・・四つに別れたROCKMANの心が、元の一人に戻ろうとしている。
「思い出したか?コ−ド・・。
俺達は二百年・・途方もない数のイレギュラ−と戦っていたんだ。」
「コ−ド・・君に世界を任せて・・良いかい?」
ゼロに続き、セイアが口を開く。
「・・・・・俺は・・俺は負けたくないんだ。
俺は・・・ヒカルを護るって・・。」
「わかってる・・・。後は頼んだよ・・
ロックマン・コ−ド。」
カッ
三人は一瞬にしてサイバ−・エルフと化した。
そして・・コ−ドの周りを取り囲む。
「コ−ド・・コレデ終ワリジャナイカモシレナイ・・。
マタ闘イハ続クカモシレナイ・・ソレデモ・・君ハ闘ウノカイ?」
セイアが、試すような口調で語りかける。
しかし・・コ−ドの決心は揺るがない。
「・・・ハイ!」
「良カッタ・・・。」
「スマナイ・・・。」
「ゴメンネ・・・。」
三人は、そう呟くと、
コ−ドの身体の中へ・・・。
カッ
その場を蒼い光が包んだ。

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