−・・・?
戦闘機が爆裂した瞬間、目の前が漆黒闇に包まれた。
そして・・目の前には、三人のサイバ−・エルフ・・?
「ツイニコノ時ガ来テシマッタネ・・・。」
蒼いサイバ−・エルフが語りかけてくる。
「本当ハ・・君ニハ平和ニ暮ラシテホシカッタ・・。」
−・・・この時・・?
そう問いかける暇の無く、三人の光に包まれた身体が一瞬発光し・・・
その姿の全貌をさらした。
見覚えがある三人。
蒼い光・・・エックス。
水色の光・・セイア。
そして紅い光は・・・ゼロ。
名乗ったわけではなかった。
しかし、コ−ドには彼らの名前がハッキリとわかっていた。
なぜだろう・・・?
「俺の名はエックス・・いや・・・名乗らなくてもわかるかな?
コ−ド・・今君が見ていたのは、俺達の記憶。
つまり・・ROCKMANとして記憶なんだ。」

時は三百年前・・・。
心優しい家庭用ロボット「ロック」彼が総ての始まりだった。
悪の科学者「Dr.ワイリ−」彼は、世界を征服しようと、次々と戦闘用ロボットで街を制圧した。
「このまま黙って見ているわけには行かない!」
ロックは・・自分の生みの親であり、ワイリ−の元同僚「Dr.ライト」に、
自分を戦闘用に改造してくれるよう依頼した。
そして・・「ロック」は「ロックマン」へと進化を遂げる。
ロックマンは「正義の心」「闘争心」「友を愛する心」そして・・「勇気」を重ね揃えた、
勇者であった。
ロックマンは、激しい戦いを潜り抜け、ワイリ−に勝利した。
だが・・・・それだけでは終わらなかった。
ワイリ−は、幾度となくロックマンに闘いを挑み、敗北したが・・。
ワイリ−の最高傑作「ゼロ」。
ロックマンよりも素早く成長する究極のロボット。
世界を護るため・・ロックマンはゼロと激しい闘いを繰り広げた。
結果は・・相打ち。
ライトは、大破したロックマンを回収・・。
これからの世界に必要な新たな守護神「ロックマン・エックス」として生まれ変わらせた。
だが・・その時ロックマンの四つの心は、バラバラに別れた。
それを受け継いだものは・・。
「正義の心」は、ロックマン・エックスに・・。
「闘争心」は、ワイリ−が回収し、封印したゼロに・・。
「友を愛する心は」は、百年後、科学者「ゲイト」によって、
エックスとゼロのDNAを混ぜて作られた「ロックマンXセイヴァ−」・・「セイア」に受け継がれた。
そして・・「勇気」を受け継いだのは・・・「ロックマン・コ−ド」。

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