「くぅ・・。」
力の限り押し込むが・・・。
「フン!」
バキィィ
フラットが少しだけ力を加えた。
すると・・セイバ−の刃を、サ−ベルの柄ごど破壊した。
ドゴッ
「ぐはぁ!」
その状態からブロウを放ち、コ−ドを吹き飛ばす。
「ムダムダ・・。」
しかし・・フラットはそれだけでは済まさなかった。
吹き飛ぶコ−ドをダッシュで追いかけ、更に攻撃を加えるつもりだ。
「くっ・・。」
吹き飛ばされながらも、バスタ−を構える。
だが・・・
ズバァ
「ぐぁぁぁ!!」
これでもう攻撃手段は無くなった。
振り下ろされた刃を、何とかバスタ−で受け止めたが・・右手のバスタ−は大破してしまった。
「痛ぅ・・くそ・・。」
斬られた右腕を押えながら、コ−ドが呻く。
フラットは、後方へ跳躍し、一旦間合いを取った。
「・・・っ・・!」
身体全体に強烈な激痛が走る。
それもそうであろう。
この数日間、無休で闘った上、先程まで生死を分ける闘いを繰り広げたのだ。
既に疲労は限界に達している。
もう立ち上がることすら出来ないだろう。
「うぁぁぁ!!ぁぁぁぁ!!」
そんなコ−ドを、フラットは容赦無く攻撃し続ける。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

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