ドゴォォォン
ドゴォォォォン
なにもない空間から、途轍も無い轟音が響き渡る。
ドォォォォォン
そして・・その音の主は姿を現した。
「くぅ・・。」
「フフ・・。」
灼熱の焔を右手に灯したコ−ドと、
紫色のエネルギ−で左腕を包んだフラット。
ギリギリと押し合う二人の拳。
ドゴォォォォォォン
一回り大きい音と共に、二人が後方へ飛ぶ。
「喰らえぇぇ!!」
攻撃の手を休めず、チャ−ジ・ショットを撃ち合う。
・・・・
やはり威力はほぼ同等。
「フハハハハ!!」
ドドドドドドドトドド
邪悪な笑い声を上げながら、バスタ−をばらまくフラット。
「ウォ−タ−・サイクロン!!エレクトリック・ア−ト!!」
水の竜巻でバスタ−の雨を打ち消し、エレクトリック・ア−トによって発生させた球を蹴り飛ばし、
フラットを狙う。
「フン!」
電気の球を地面に叩きつけ、消滅させるフラット。
しかし・・
「フレイム・ストライク!!!」
エレクトリック・ア−トに気を取られていた。
気がついたときには、灼熱の拳を携えたコ−ドが飛び込んできていた。
ドゴォォ
「ヌヌヌ・・。」
「っ!」
直前の所で、フラットがコ−ドの拳を受け止めた。
しかし・・。
「だりゃぁ!!」
そのままの状態で、蹴りを放つ。
「グッ!」
クリ−ンヒット。
直ぐ様体制を整え、追い打ちをかける。
「うぉぉぉ!!」
ドドドドドドドドド
超至近距離から、バスタ−を連発する。
「グッ・・グォォ!!」
バスタ−の雨が、フラットのア−マ−を削り取って行く。
しかし・・。
ドゴォ
「ぐは・・ぁ!」
バスタ−の雨をものともせず、紫色の拳で、コ−ドを殴り飛ばすフラット。

戻る  進む