シュゥゥゥ
程なくして、光が止む。
「クッ・・。」
中心には、白煙を吹いたフラットの姿があった。
「貴様・・・。ナゼダ!?」
ドォォォン
そう叫び、チャ−ジ・ショットをコ−ド目掛けて発射する。
しかし・・
ヒュン
「!?」
コ−ドは、片手でバスタ−を叩き落とし、一瞬にしてフラットの懐に入った。
ドゴォ
強烈な音と共にめり込むコ−ドの拳。
ドガガガガガガカガガガガガ
更に間髪入れずにパンチラッシュを打ち込む。
ドゴォォ
コ−ドの強烈なブロウが、フラットを後方へ吹き飛ばした。
「ヌッ・・。」
クルリと綺麗に受け身を取ったフラットだったが・・。
ビィィィ
着地すると同時に、ブラスト・レ−ザ−がフラットに直撃した。
「ヌ・・ヌヌ・・・。」
ガクッとフラットが膝を突く。
少なからずだが、ダメ−ジがあったようだ。
フラットのア−マ−は小破している。
フラットの眼光が、コ−ドを射抜く。
しかし・・コ−ドの蒼きオ−ラは揺るがない。
「クッ・・・ウッハッハッハッハッハ!!」
突然フラットが高笑いを始めた。
なぜ・・?
そう疑問符を浮かべるコ−ドを無視し、フラットは続ける。
「ククク・・貴様モシブトイナ?フラット・・。
全力デ私ノ力ヲ抑エオッテ・・。
ソンナニコ−ドヲ殺シタクナイカ?
ダガ・・マァイイ・・。」
「っ!!」
その瞬間、二人の姿が掻き消えた。

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