「くそ・・エレクトリック・ア−ト!!」
諦めずに電気の球をシュ−トする。
バシィィン
フラットは、電気の球に拳を叩き付け、消滅させた。
それほど出力の高い焔なのだろうか・・。
「フッハッハッハッ!!」
余裕の表情でバスタ−を乱射するフラット。
キンキンキンキン
なんとかア−トの盾で防ぐが、いつまでも防いでいられるはずが無い。
耐えきれなくなったコ−ドは、スライディングでフラットに接近し、
立ち上がりざまに回し蹴りを打ち込む。
それを軽く受け止めたフラットは、そのままコ−ドを宙に投げた。
「うわぁっ!」
そして、フラットはジャンプで後を追い、焔のブロウをかました。
しかし
グググ
「ほぅ・・。」
フラットの拳は、ギリギリの所でフレイム・ストライクによって受け止められていた。
「だ・・ぁぁ!!」
そのまま強引に押し切り、フラットを落下させる。
「うぉぉぉ!!」
そして、そのまま落下の勢いを利用し、レ−ザ−・ブレ−ドで斬り掛かる。
「かっ!」
ギギギ
焔の拳で受け止めるが、剣と拳では、剣の方が強い。
「だぁ・・りゃぁぁぁ!!」
拳を押し切り、フラットの肩ア−マ−を切断すると
ガガガガガガ
間髪入れずにパンチラッシュを浴びせる。
ドォォォン
「ぐぅ!」
コ−ドな強烈なブロウによって、後方に吹き飛ばされるフラット。
「うぉぉぉぉ!!」
更にレ−ザ−・ブレ−ドで追い打ちをかける。
が・・
「ふん!」
「なっ!?」
ドォォォン
「ぐわぁぁぁ!!」
遊んでいたとでも言うのだろうか・・?
なんと、フラットは瞬間的に体制を立て直し、コ−ドに焔のブロウを打ち込んだ。
ギリギリとめり込んでいく拳。
凄まじい轟音と共に、壁にめり込むコ−ド。
「く・・くそ・・。」

戻る  進む