「ほぁぁぁ!!!」
瞬間、ベルザが猛スピードで突進し、連続的に突きを放った。
「くっ・・・」
ギリギリでかわすも、その驚異的なスピ−ドに、手を出すことが出来ないコ−ド。
「どうしたのです!!貴方の実力はそんなモノですか!?」
ベルザは更にスピ−ドを上げる。
「なめるなぁぁぁ!!」
ヴァィン
コ−ドは瞬間的にブレ−ド・ア−マ−を装着し、レ−ザ−・ブレ−ドで、ベルザのサ−ベルを弾いた。
「ほう・・・やりますね・・・」
一旦距離をおき、構えを取り直すベルザ。
「行っくぜぇぇぇぇ!!」
コ−ドは全力ダッシュで間合いを一気に詰め、剣撃を浴びせる。
「甘いですよ!!」
キィィィン
しかし、コ−ドのブレ−ドは、ギリギリの所で受け止められてしまう。
「くっ・・・・」
「せいぁぁぁ!!」
バッ
ベルザは更に力を込め、コ−ドの右腕を横に流した。
「ならば右腕を流された場合!貴方はどうやって交わしますか!?」
コ−ドの隙を突き、突きを放とうとするベルザ。
だが
「エレクトリック・ア−ト!!」
キィィィン
「なにっ!」
なんと、コ−ドは残った左腕を使い、エレクトリック・ア−トの盾を発生させ、
ベルザの剣撃を受け止めたのである。
「フレイム・ストライク!」
ベルザの一瞬の隙を突き、右腕を構え直し、焔のブロウをぶち込むコ−ド。
「ぐっ!」
コ−ドのブロウが、ベルザの胴を射止めた。
ズザザァァァと言う効果音と共に、ベルザが後方へ吹き飛ばされる。
「まだまだぁぁぁ!!!」
ズドドドドド
コ−ドは間髪入れずにバスタ−を連続的に発射した。
蒼い光弾が数発、ベルザを襲う。
「フン・・・」
ベルザは避けようとしない。
もう目の前にはバスタ−の光弾が迫っている。
だが
キンキンキンキンキン
「くっ・・・」
なんとベルザは、一瞬にしてバスタ−を叩き落としてしまったのだ。

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