パァァァァ
ガシッ
「なに!?」
その瞬間、一瞬閃光が走った。
そして、次の瞬間、コ−ドがライツの蹴りを受け止めていた。
しかも、彼の身体は、先程まで純白のア−マ−ではなく、
力強い漆黒のア−マ−が装着されていた。
しかも、コ−ドの真横には、紅い光に包まれた、サイバ−・エルフが浮遊している。
「コ−ド・・誰カヲ護ルト言ウ事ハ、簡単ナヨウデ難シイ・・。
ダガ・・コ−ド・・オ前ナラ、ソレヲヤリ通セルト信ジテイル。
俺ノ様ニハナラナイデクレ・・。
オ前ニハ”ヴァルキリ−・ア−マ−”ヲ授ケヨウ。
諦メルナ・・。」
サイバ−・エルフは、そう呟くと、その場を飛び去っていった。
「へっ!そんなア−マ−着た位で、俺様のスピ−ドについてこられると思うのか?」
ヒュン
掴まれた足を引きはがし、再び光速移動を開始するライツ。
だが・・。
{見える・・。さっきまでは見えなかったけど・・
今はアイツの動きが見える・・}
ヴァィン
コ−ドはセイバ−を抜いた。
ガシャン
銃口の中に、筒が収納される。
ブレ−ド・ア−マ−と同じく、レ−ザ−・ブレ−ドが発生するのだろうか?
否・・。
「死ねぇぇぇ!!」
「喰らえぇぇぇ!!」
ドォォォン
コ−ドがバスタ−を発射する。
だが、先程とは比較にならない程のエネルギ−だ。
ドゴォォォン
閃光がライツを包む。
「ぐぉぉぉ!!」

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