「なっ!なに!?」
思わず振り返るアンダンテ。
そこに立っていたのは・・・。
純白の鎧に身を包んだコ−ドと、水色の光に包まれたサイバ−・エルフだった。
「コード・・君ノ諦メナイ心・・シカト見タ。
ダカラ・・コレカラモ、ソノ心ヲ忘レズニ闘ウンダヨ・・。
君ニハ「ブレ−ド・ア−マ−」ヲ与エヨウ・・。
君ナラ、ソノ力ヲ、正シイ方向ニ使ッテイケルト・・・。
ソウ信シテル。」
水色のサイバ−・エルフは、コ−ドにそう語りかけると、その場を飛び去った。
コ−ドは、胸に突き刺さったビ−ムソ−ドを無言で抜いた。
「そんな鎧付けたくらいで・・いい気にならないで欲しいね。」
一方のアンダンテは、コ−ドの復活に多少の動揺を覚えながらも、予備のビ−ムソ−ドを抜き、
戦闘体制に入った。

コ−ドは、アンダンテを見据えると、バックパックからセイバ−を抜き、構えた。
ガシャン
瞬間、コ−ドの右腕が、バスタ−に切り替わり、セイバ−が銃口に収納された。
「死ねぇ!!!」
「うぉぉぉぉ!!!」
ズバァァァァン
次の瞬間、そこには、傷ついたアンダンテと、
バスタ−から蒼く輝く刃を発生させたコ−ドが立っていた。
「な・・何故だ・・・」
アンダンテは、苦しそうに呻く。
「アンダンテ・・いくらお前が強くても、己の欲のために闘う者に、
僕は絶対に負けない!!
でも、もうこれ以上フラットに手を貸さないなら、倒しはしない。
退け!!アンダンテ!」
コ−ドは、ブレ−ドをOFFにしてそう叫んだ。
「へへ・・甘いね・・ロックマン・コ−ド・・
その甘さが命取りだぜ・・」
ヴン
アンダンテは、そう呟くと、ワ−プ装置で姿を消した。

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